※上記の記事に①動画、②~⑤写真が挿入されているのでそのブロックごとに感想を書こうと思います。
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①セキュリティ・カード
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冒頭のテテとグクのカードのやり取りをポ~として眺めていただけだったので、投げたカードが(オリヴィアさんから)盗んだセキュリティカードでそれを使ってBTSがステージ(ミュージアムの設定)に侵入するという流れだったんですね(遅い)
メンバーを怪盗ルパンやジェームズ・ボンドのようなコンセプトにして、客席や空中からの登場を考えたのは〈コンサート制作スタジオのハ・ジョンジェLP氏〉
太字記事引用
彼らの侵入した場所が「伝統的かつ上品なミュージアムで重要だからこそセキュリティの高い」場所である....
ここを読むと穿った見方をしてしまう私は「伝統的なステージにグラミー賞盗みに来たってこと?」とよぎりちょっとピリッとしましたがパフォーマンスがカッコよかったのでこの受け止め方は空の彼方にほん投げておきます。
レーザーは「彼らが乗り越えていく逆境を意味」する。
グラミー賞に出ることでいつも以上に彼らは色んな意見にさらされていて、シンプルに評価されない境遇にある事がRMのVライブでも伝わってきましたね。
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②J-HOPEとグラミーの感染対策
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上のVライブで19:00あたりから記事に出てくるJ-HOPE不在の練習が如何に集中できなかったかのメンバーの訴えが展開されています。
太字記事引用
「J-HOPEさんがいないと、練習ムードにならない(SUGA)」「練習室でのヒエラルキーがなくなってしまう(JIMIN)」
ここを読んでるとウルッと。
それぞれがそれぞれの立ち位置や役割があってそれを遂行しようと常に努力するメンバー。
[2021 FESTA] BTS (방탄소년단) ‘아미 만물상점’ #2021BTSFESTA - YouTube
フェスタの時のホビ(J-HOPE)の[ダンス]というお題に対して「引き続き僕が....やるべき....義務」と答えていて。もう今の彼にとってダンスは好きとか得意とかそれだけの存在ではなく『バンタンにとってのダンスは自分に課せられた責任』という位置づけになっているのを感じます。泣く。
ステージ当日までにホビの韓国でのコロナ感染&隔離、ジョングクの渡米後のコロナ感染での隔離、ジンの指の靭帯損傷&手術.....と畳みかけるようにピンチに襲われての本番成功。いや、タイミング的にも当日ステージに立てたこと自体がほんと奇跡。
変わってグラミーの徹底した感染対策について書かれています。
・ダンサーは1時間置きにマスクの交換
・スタッフのマスク着用と練習の度にPCR検査
・出入りする人達に対して徹底したマスク着用とPCR検査の実施
‥‥大変失礼な話なんですが、米のイベント映像を見ているとコロナなんて存在してないのかな?っていうくらいフリーダムな印象を受けていたので、ここまで徹底された感染対策を行っていたことに驚きました。すいやせん。
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③7人でなければならない
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ずっと傍で彼らと共にしてきたソン・ソンドゥク先生視点のお話。
太字記事引用
「彼らは必ず7人でなければならないんだ、彼らはグループでいる時が一番輝くんだ」とすごく感じました。
ジョングクとホビが加わった途端、いくらやってもうまく行かなかったパートが少しずつできるようになり、全員揃ったことによって発揮される力を傍でみて感動したそうです。
そして、記事のこのパートで語られるメンバーの練習中のやり取りは映像が思い浮かんでくるくらい「バンタン」です。
・スライディングの練習をするRMとそれをみて感想を話すジミン
・レーザーに当たった時のリアクションをとるテテ
・ジャケットダンスの踊り方の改善点が「もう少し適当に」と言われたことに対して笑って話すシュガ
・動き続けるジョングク
・魂として一緒にいるジン
Vライブでも練習風景を撮影していた話をしていたのでそのうちYouTubeのEpisodeで映像を出ししてくれるかもしれませんね(メモリーズに入る可能性もありますが)
J-HOPEさんが『もう一回やってみよう』と言えば、『本当に練習が必要なんだ』、『何か問題があるんだ』と受け止めます。
ホビがメンバーに対して積み上げてきたダンスへの真摯な態度と信頼がこの土壇場で短時間で効率よく練習に集中でき、彼らの培ってきたチームワークが発揮される。
一朝一夕で辿り着いたステージではないことを強く感じます。「奇跡」という言葉では表せないパフォーマンスの成功には10年の軌跡があり裏付けがあるんですね。やはり泣く。
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④パフォーマンスへの熱と自信
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※ここのパートの記事に何度か「確信」という表現が出てくるんですが自分的意訳で「自信」に置き換えるとしっくりきます。
ジャケットダンスはただみているこちら側としてもとても緊張感のあるパフォーマンスですが、ここではジャケットのサイズ感の調整や各場面でのジャケットの扱いのメンバー間の協議が細かく書かれています。
太字記事引用
SUGAは「大きいメンバーに挟まれていて、ちょっとでも離れ過ぎるとすごく遠く感じられる」と言いながら自分の立ち位置を何度も調整し、RMはジャケットの裏地が破れ、彼の表現通り「衣装が滅茶苦茶になってしまい」、直してもらってもいた。
確かにジャケットが繋がる部分ではSUGAはRMとVに挟まれていいました。そうなんだ‥‥そういう繊細な部分にも気を配られているんだと胸熱。
RMのこの部分はキャラクターどおり過ぎてTwitterをにぎわせていましたが「衣装が滅茶苦茶」っていう表現がおかしみを誘うw
ソンドゥク先生によるとレーザーダンスとジャケットダンスの間にあるカードを使った振りはメンバーからの意見で追加されたようです。ジャケットの内ポケットからカードを出す姿ってなんであんなにセクシーなんですかね?え?バンタンだから??ありがとう‥‥ありがとう‥‥。
グラミー側は「BTSにしかできない、芸術性と創意性が表現されるステージを要望」
この要望に対してBTS、スタッフ共に自信をもって「BTSは何が得意で何がかっこいいか」を制限のなか折り合いをつけながらより良いステージを作りだす追及ができたとのことでした。それはすべて「自信」と「実績」によるものだったのでしょうね。
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⑤彼らに許されなかった場所
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太字記事引用
BTSはパフォーマンスを通じ、彼らに許されなかった場所を自分たちが主役になる場にした。
この一文に少しアンタッチャブルな表現である匂いも感じつつ、「アジア人」という現実に置かれている立ち位置のようなものも感じ感慨深くなった。
①で綴った「グラミー賞を盗みにきた」という空の彼方にほん投げた解釈もあながち的外れではないのかもしれません。
彼らはアメリカのスタンダードであるグラミーという舞台にまさに自分たちのパフォーマンスでその日の主役を勝ち取ったということ。拍手喝采とその後の話題性をみれば語弊はないはず。
つづく記事には、はじめてパフォーマンスを見た時から疑問に思っていた「JINが担った司令塔の役は初めから存在していたのか?」という疑問にも答えてくれている。
ソンドゥク先生によると怪我をしてしまったJINのために用意した役どころだったそうです。ものすごく自然な設定で初見の時途中までJINの怪我を束の間忘れてしまうほどしっくりきていました。ですので初めからその設定は用意されていて、怪我によってそこに座っている時間が長くなったのかな?くらいに思っていました。
しかし、この記事では怪我ありきで出来た設定だったとのことで驚きです。時間のない中カメラワークも変わりますしセットも用意しなくてはならないしできっと大変な作業であったと思うとステージというものが多くの人の努力で作り上げられていることを改めて実感します。
そして記事を読んで改めてグラミーのパフォーマンスをみるとさらに泣けてきますね。
本当にカッコイイです。
初めて挑戦した記事に対しての感想ブログで思った以上に拙い文章力に辟易としますが、訓練も含めて続けていけたらなと思います。。
ありがとうございました。
記事、写真お借りいたしました